DXM初心者向けガイドその1 オススメデッキはこれだ!
DeNAから配信されているデジタルTCG、デュエルエクスマキナ第2回OBTが始まって1週間が経ちました。
私は初日にSランクまで一気に上げたものの、その後デイリークエストをこなすだけで終わってしまう日が何日かあったりで失速して現在10位に入るか入らないかくらいといったところ。
ですので正直私よりもやり込んでいる人は何人もいるわけなんですが、とはいえ8月に行われた第1回OBTも遊んでいましたし、初心者向けのガイドくらいなら書けそうだということで、このたびこのように攻略ブログを開設してみました。
特に、カードゲームの類に不慣れでなかなか勝てないというような方が参考にできるような情報を発信していけたらと思っています。
ゲームを始めてまず何をしたらいいの?
当たり前ですが、まずチュートリアルをこなしましょう。
その後は、いきなりランクマッチで対人戦に挑むよりもストーリーをクリアするのがオススメです。ストーリークリア報酬で新しいカードを入手するのに必要な召喚チケットやマナコインがもらえますし、なによりもゲームに慣れるのにぴったりですから。
ストーリーはメインストーリーだけでなくイベントストーリーもありますので見逃さないように気を付けましょう。特にパズルバトルは対戦で重要になるポイントのティーチングという側面のあるものなので、初心者の方は必ずクリアしておくようオススメします。
オススメデッキは何?
ずばり、オリンポス一択です。
ガーディアンはアテナかハデスのどちらかを選びましょう。
理由は非常に簡単で、この2人のガーディアンのガーディアンパワーが他のそれよりも圧倒的に使いやすく、そして強いからです。
また、オリンポスが最もアグロデッキ(攻撃的なデッキ)を組むのに向いているというのもオススメできる理由となります。適当に殴ってるだけで勝てて比較的扱うのが簡単ですし、1試合にかかる時間が短いので素早くランクを駆け上がることができます。
サンプルレシピはこんな感じ。
★4以上の高レアリティのカードを1枚も使わずに構築してあるので、始めたばかりの方でも組みやすいはずです。
カードが足りない場合はマナコストが同じくらいの似たようなカードで代用してもそこまでデッキパワーが落ちないと思うので、多少妥協した構築をしても構いません。ただ、《飛兎 フライングラビット》《魔蝸牛 デーモンスネイル》《商工ギルドの武器屋》の3枚に関しては、ニュートラルカードで他のクラスでも使用でき、かつアグロデッキならばだいたい採用できる汎用性の高いカードなので、足りないならば作成しておくことをオススメします。
細部こそ微妙に異なるものの、私も似たようなオリンポスデッキを使ってSランクまで駆け上がりました。その際の成績は35勝0敗。なんと無敗でSランクまで上がることができました。もちろん、初日だったため不慣れなプレイヤーやCPUと当たることが多かったという事情を加味する必要がありますが、それでも「オリンポスを使えば勝てる」という点に関しては自信をもって言うことができます。おそらく早い段階でSランクに到達したプレイヤーのほとんどがオリンポスを使っていたのではないでしょうか。
デッキ解説
このデッキのやりたいことはシンプルです。とにかく序盤からガンガン展開し、素早く攻め切る。それだけです。上手く回れば先手5ターンキルも可能…というかわりと頻繁にあります。
1ターン目に1マナユニットを展開、2ターン目に2マナユニットを展開、あるいは1マナユニット2体を展開、というふうに序盤からマナを使い切って動けるように意識して初手のマリガン(引き直し)の選択をしましょう。
いくらか難しいのはスペルカードの使い方です。ただマナが余っていて使えるから適当に使うというようなことをしてはいけません。例えば自ユニット1体のATKを1ターンの間だけ+2する《アレスの焔剣》ですが、このカードの良いところはアテナのガーディアンパワーと組み合わせることにより疑似的な3マナ3点火力として使える点にあります。適当に相手ガーディアンに余分に2ダメージ与えるためだけに使い捨てた結果、倒したい相手ユニットが倒せずに不利な状況になってしまうというのは馬鹿げたことです。スペルカードを使うときは本当に今それを使う必要があるのか、使った結果本当に状況が有利になるのか、よく考えた上で使うようにしましょう。
また、中盤以降は常にこのターン中に勝ち切ることができないか意識するということもこのデッキを使う上で重要です。特に手札に《オネイロスの眼光》がある場合は想像以上に大きな打点が出せますので見逃さないよう気を付けましょう。もしもこのターン中に勝ち切ることができなくとも手札に《ハルパーの追撃》や《テーバイの重装投槍兵》といった直接ダメージカードがある場合、それによって勝てるラインまで相手ガーディアンのHPを削っておけば勝ち確定の状況を作ることができますので、それも見逃さないよう気を付けましょう。
オリンポスデッキのアップデート
上のデッキは★4以上のカードを使わないという縛りの上でのデッキです。ですので当然、資産が増えて★4以上のカードも使えるようになってきたらまた違う構築をすることができます。
・海洋型
海洋にいると速攻を持つ《アテナイの海兵》《海馬 ヒッポキャンパス》、及び最大6点の直接火力となる《トライデントの高波》を活かすために海洋に寄せた構築です。海洋といえば★4に《大海神 ポセイドン》がいますが、アグロデッキとあまり噛み合わないため不要です。あくまでアグロの打点を増やすために海洋を使うのです。
私自身は8月の第1回OBTではこのタイプのデッキを使っていたのですが、今回はマナのかけらが足りないため使っていません。以前使ってみたときに《海侵神 アンピトリテ》が何ターン生き残れるかで《トライデントの高波》の強さが左右されがちで不安定なところがやや気に入らなかったんですよね。とはいえ強力なデッキですしランクマッチでも人気があります。
注意点としては、《海侵神 アンピトリテ》は《商工ギルドの武器屋》と相性が悪いということが挙げられます。《海侵神 アンピトリテ》が海洋にする場所はランダムですので、せっかく《商工ギルドの武器屋》が作った武器露店を消してしまう場合があるのです。ですので、ガーディアンは《商工ギルドの武器屋》と相性のいいアテナよりも、シナジーなしでも安定した働きをするハデスを選ぶのがいいでしょう。
・アテナマーキュリー
超強力なコンボだと話題になっているのがこの2枚の組み合わせです。
後列に《英智神 アテナ》を配置した上で前列に《ホムンクルスのマーキュリー》を出すと、《ホムンクルスのマーキュリー》が速攻を持って即攻撃→横に《ホムンクルスのマーキュリー》の分身が現れそれも速攻を持って即攻撃→繰り返し という具合に連鎖攻撃が可能な上に一瞬で前列が埋まってしまうのです。
私自身はマナのかけらが足りないためこのコンボを使ったことがないのですが、ぜひ自分でも試してみたいですね。
《ホムンクルスのマーキュリー》が★5で作成が困難ということもあり話題になっているわりにはランクマッチで流行っていないという印象なのですが、本リリースされて課金が解禁されたときにどうなるのか非常に興味があります。
支配的なコンボになるかもしれませんし、早いターンで決めるには《英智神 アテナ》が1ターン生き残る必要があり安全に決めるには9ターン目まで待たないといけないというハードルの高さから意外と強くないという結論になるかもしれません。
・ミッドレンジ(中速)型
私が自分でちょくちょく使っているタイプのデッキです。
このゲームは現状のバランスでは先手が圧倒的に有利でして、正直先手が取れたらわりと何やっても勝てるんですよね。アグロに寄せた構築をすると先手だとノリノリで勝てるんですが、後手から捲り勝つのがなかなかに難しく、そうなるとアグロに寄せる意味があまりない。なんで、全体としてはアグロっぽい構築をしつつも完全にアグロに寄せるのではなく、高レアリティのパワーカードを採用することで後手から捲り勝てる可能性を高めることを狙ったのがミッドレンジ型の構築となります。
ちなみに上で2回ほどマナのかけらが足りないということを書きましたが、それは私が《ピクシーの王女 ターニア》を作成したせいです…。
おわり
いったん今回はここまで。
デッキの話、特にオリンポスの話に終始してしまったので、次回以降基礎的な立ち回りの話やオリンポス以外のクラスの話もしたいと思います。