カード能力変更を予想!
公式からカード能力変更を行うという発表がありました。
【お知らせ】
— エル@[公式]デュエルエクスマキナ (@duelsx_info) 2017年6月14日
カード能力変更の日程について、ゲーム内にお知らせをアップしています。
※本件に関するお問い合わせはゲーム内のお問い合わせからお願い致します #DXM pic.twitter.com/qjFjqXNM97
今のところなんらかの変更が行われるということとアップデート予定日だけしか明らかになっておらず、どんな変更がなされるのかも変更内容をいつ発表するのかも不明となっています。
と、いうわけで! 今回どのような変更が行われるのか予想してみたいと思います!
カードのBuff(強化)調整は行われない
公式の発表ではカードの能力変更としか書かれておらず、Nerf(弱体化)調整だけでなくBuff(強化)調整の可能性もありえます。しかし、おそらくBuff調整は行われないでしょう。
そう予想できる理由として、まず第一にユーザーへの補填の問題があります。
Nerf調整であれば補填の方法は簡単で、Nerfされたカードを分解したときに得られるマナのかけらをそのカードを作成するときに必要となる数と同じにすればOKです。この方法はHearthstoneやShadowverseで行われているものなので、多くのユーザーにとって納得のいくものでしょう。
一方Buff調整の場合、「弱いと思って分解しちゃったよ!」というユーザーに補填するためには全ユーザーの履歴を確認し該当カードを分解したユーザーに同じカードを作成するのに必要なだけのマナのかけらを個別に配るということをしなければなりません。これはかなり厄介です。技術的に可能なのかも怪しいところです。
そして第二の理由として、新カードの魅力を高めたいだろうということがあります。
来月中には大規模カードセットの追加が予定されています。やはり新しいカードが強くて魅力的で、みんながガチャを回したくなるのが望ましいわけです。
そうなると、既存カードを強化してバランスを取ろうとするよりも強い新カードを出すことでバランスを取るほうが絶対にいいですし、既存カードが強くなってしまうことで相対的に新カードが魅力的に見えなくなってしまうリスクは取りたくないでしょう。
というわけで、おそらく変更はNerfだけでBuffはないだろうと予想しています。
Nerfされそうなカードランキング
1位《百戦神 テュール》
このカードが真っ先にNerfの候補となることに異論のある方はほぼいないでしょう。
烈火の軍狼の追加以降ずっとアスガルドは最大勢力であり、その原動力はまさにこのカードの飛び抜けたカードパワーにあります。要するに、強すぎてメタゲームを歪めてしまっているわけです。
Nerfがされる場合、その変更内容はおそらく被ダメージ時の味方Buff能力をATKとHPの両方ではなくATKのみでHPはBuffしないようにするのではないかと思います。
これまでテュールが上手く機能するゲームではすぐに返すのが困難な場が作られてしまい一方的なゲームが多発していました。この返しにくさの原因はまさにHPへのBuffにあります。頑張ってテュールを倒しても、その過程で横のユニットのHPが上昇してしまうためその横のユニットが対処できずにどうしようもなくなってしまっていたのです。
HPをBuffしなければ打点は上昇しても対処のしにくさは上昇しないため、一方的なゲームにはなりにくくなるでしょう。
また、ルールが直感的でないというのもテュールの抱えている問題のひとつです。
相手の場の同じ横列にテュールとHP2の他のユニットがいるとき、全体に2ダメージを与えるカードを使ってもテュールの横のユニットは死にません。まず2ダメージによってHPが0になりますが、死亡判定の前にテュールの能力が働くためHPが1になり生き残ります。
これは初見では絶対にわからない直感的でない仕様といえます。「こういう仕様だから覚えてくれ!」で押し通すというのも絶対にダメとまではいえませんが、少なくとも好ましくないのは確かです。
この問題はテュールがHPをBuffしないようにすれば解決されます。ルールの変更で対処するという選択肢もありますが、ルールを変えるよりもテュールの能力を変える方が簡単でしょう。
カードが強すぎるという問題とルールが直感的でないという問題の両方をひとつの変更で対処できるのであればこれはまさに一挙両得、一石二鳥なわけで、このように変更される可能性は高いのではないかと思っています。
2位《軍狼神 アレース》
仮にテュールがNerfされた場合、アスガルドには不利だが他の全クラスにはデッキパワーの高さで有利をつけられるという立ち位置のオリンポスもNerfする必要があるでしょう。唯一苦手な勢力が弱体化し自分達はなんら弱体化されないのであれば、これはもうオリンポスの天下になってしまいます。
オリンポスにNerfが入るのであればガーディアンパワー(後述)かアレースが有力候補となります。
変更内容としては攻撃時の味方Buff能力を削除ですかね。速攻は非常に強力な能力なので、この部分が削除されてもアレースが使われなくなるということはまずありえません。無駄に盛られている部分なので勢力バランスの調整のために削除してしまっても構わないでしょう。
3位《魔蝸牛 デーモンスネイル》《彷徨えるゴーレム》
どちらも余りに多くのデッキに入りすぎるという問題を抱えたカードです。
ゴーレムはまだ構築によっては入らないことも多いのですが、デーモンスネイルはアグロはもちろんコントロールでも相手のデーモンスネイルに対応できるカードがデーモンスネイルくらいしかないため採用する必要があり使わないデッキが存在しないレベルです。
しかし、同じく余りに多くのデッキに入りすぎるという問題を抱えたサナムが後述のようにNerfされないことが確定しているため、この2枚もNerfされる可能性は高くないのではないかと思います。
番外《離魂術師 サナム》
ありとあらゆるデッキに採用されるニュートラル最強カードです。余りに多くのデッキに入りすぎ勢力ごとの個性を薄めてしまっているのでNerfがくるならサナムは第一候補かなーと思っていたのですが…
💡予告💡【ピックアップ召喚】
— エル@[公式]デュエルエクスマキナ (@duelsx_info) 2017年6月14日
先日開催されたチャレンジカップで皆様のデッキに採用され活躍したカードをピックアップした召喚が6/16に登場!
※ピックアップカードは発表されているカード能力変更の対象にはなりません #DXM pic.twitter.com/8tJ9M3zfLK
サナム氏Nerfなし、確定! おめでとうサナムくん!!
変更されそうなガーディアンパワーランキング
公式の告知ではガーディアンパワーも能力変更がありえると書かれています。ガーディアンパワーは補填の問題が存在しないためBuff調整もありえます。
1位 地形生成ガーディアン各種
ポセイドン、オシリス、ロキ、アマノウズメ、ラファエルの5人の地形生成ガーディアンは現状まったく使われていません。Sランクの人がこれらのガーディアンを使っているところは見た覚えがありません。たまに当たったと思ったら相手のプレイング速度が以上に速くしかもプレイ内容がガバガバで、明らかにCPU…。
今後パワーレベルの高い地形利用カードが増えて使われるようになるのかもしれませんが、現状の感覚だとこんなに弱いのに何故デメリット地形の上書きには使えないように縛りが加えられているのか意味不明にしか感じられません。
変更される可能性が高いというよりも、強化してあげてほしいという願いからこれを1位とします。
2位 ハデス
好きなところに1ダメージを飛ばせるガーディアンですが、ダメージを飛ばせるのはユニットだけでガーディアンには飛ばせないよう変更される可能性はあると思っています。もしテュールがNerfされてアレースが放置されるならハデスに修正が入るでしょう。
オリンポスの強さを支えているのはカードの質よりもハデス自体の性能というところが大きく、ハデスの高い性能はオリンポスの強いカードを作りづらくする枷にもなります。
また、現状ハデスと比べてしまうとスサノオを使おうという気には全くならないというのもあるんで、ハデスは本体にダメージを飛ばせない、ガーディアンパワーで本体にダメージを飛ばしたいならスサノオを使え、というふうに差別化を図るのはアリかなと思います。
3位 イシス
イシスのdebuffによって盤面のユニットを片っ端からATK0にされてしまうとマスが埋まっているので展開も制限されつまらないという理由でイシスのガーディアンパワーではATK1までしか下げられないというふうに変えるという可能性。
正直まずありえないだろうと思いながら書いてます。
さて、以上つらつらと予想を書いてみたわけですが、実際にはどのような変更が行われるのでしょうか。もしかしたら全く予想外のものがくるかもしれません。発表の日を楽しみに待ちたいと思います。